保険会社の「格付け」を丁寧に解説します【ふわっと保険】

格付けの意味をふわっと解説します

保険会社の経営状況等を視覚的に分かりやすく表現したものが格付けです。AAAとかAAといったもので、BBBくらいの指標では破綻などはないようです。
凄く簡単に表現すると、AAAは「超優良・超安心な保険会社」 CCCになると「もうダメ」みたいな感じです。

格付け会社に依頼して取得します

格付機関とか格付会社とか言われますよね。日本に在籍している国内系生保も外資系生保も、最大で五社の格付け会社に依頼して格付け情報を取得しています。

●S&P(アメリカ)
●ムーディーズ(アメリカ)
●R&I格付投資情報センター(日本)
●JCR日本格付研究所(日本)
●Fitch(アメリカとイギリス)

格付けは、それぞれの格付け会社が独自に独立した調査をし、多くの判断材料を元に公平な立場で決定されてるので、保険会社を比較する基準としても有効だそうです。
ちょっと驚いたのは、あくまで保険会社が格付けを依頼しているので、格付け結果が不満であれば場合などは取り下げできるらしいのです。

0社取得から5社取得まで

日本に在籍している保険会社のウェブサイトなどで、「AA+」とか「BB」などと格付け情報を公表しています。
上記の五社全部全てで格付け情報を取得している保険会社から、格付け情報を取得していない(格付け会社を一社も使っていない)保険会社もあります。
さらに、ある日本の保険会社は日本の2社とアメリカの2社の計4社、ある外資系保険会社はアメリカの2社だけから格付けを取得など、採用している格付け会社もばらばらです。

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格付け各社で内容が違う

例えば日本のある生命保険会社のウェブサイトに、令和元年12月の格付け状況が掲載されていました。
引用させて頂くと
●AA:格付投資情報センター(R&I)
(保険金支払能力)
●AA+:日本格付研究所(JCR)
(保険金支払能力格付)
●A+:S&Pグローバル(S&P)
(保険財務力格付け)
●A1:ムーディーズ(Moody’s)
(保険財務格付)
となっています。
この生命保険会社は格付け5社中の4社から取得していますね。
格付け会社各社で「保険金支払能力」「保険金支払能力格付」「保険財務力格付け」「保険財務格付」と、微妙に違う四種類の評価内容を示しています。
管理人の勉強不足で申し訳ないのですが、この四種類の評価内容が最終的には同じ内容を示しているのかどうか、わかりません。
最終的に同じ内容を示しているとしても、その評価過程は違うのかもしれません。

例えBBBでも

保険会社の評価はこれらの格付け評価が全てではありませんし、BBB以下の保険会社だからといって全然ダメな会社というわけでもありません。
しかし、人間の心理的にはやはり格付けが上の方が何となく安心感もあり、勿論保険会社にもゆとりがありますので、商品ラインナップも宣伝も力があるように感じます。
格付けは保険会社の経済状況等を表示するものであり、BBB未満だからといって保険会社が危険とか、保障の内容が劣っているわけではありません。
保険会社を比較する基準になるといいますが、BBBくらいの指標では破綻などはないようですので、格付けを重視しすぎないようにするのが良いでしょう。

破綻されたら怖いから

とはいえ、保険会社の格付で気になるのは、やはり保険会社の破綻ではないでしょうか。
破綻しそうな保険会社に保険料というお金を沢山つぎ込んだのに、ある日突然保険会社が潰れて保障が無くなるという事態は避けたいものです。

(生命保険の場合、保険会社が破綻しても、「生命保険契約者保護機構」によって、破綻時点の補償対象契約の責任準備金等の90%まで補償されることで、保険契約者の保護が図られます。
また、損害保険の場合は「損害保険契約者保護機構」によって、契約によって80%~100%が補償されます。)

もう大分昔ですが、バブル景気が終わった後、破綻した多くの保険会社が外資に買われて顧客を引き継ぎ、今の日本の外資系保険会社の始まりになったことは、余り知られていないかもしれませんね。
現在は破綻しても保険契約者保護機構がありますが、それでも支払保険料総額が減るのは否めません。
保険会社の年度毎の詳しい財務状況などは、保険会社が毎年夏に発行するディスクロージャー資料に記載されています。

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格付けを採用していません

このサイトは、各社のディスクロージャー資料の損益計算書の項目のうちの三種と経常利益率、ソルベンシー・マージン比率を元に、単純な点数付けでランキングをしています。
どうして格付け情報をランキング評価項目に入れないのか?というツッコミがあると思います。
各保険会社で採用している格付け会社がばらばらであることと、各格付け会社の評価手法が全く同じでは無いため、画一的な評価にならないと思うので採用していません。
さらに言えば、格付けを取得していない保険会社もあるので、格付けによるランキング自体が成り立たないのです。

格付けより保障と保険料です

格付けもソルベンシー・マージン比率も保険会社の状態を示す指標ですが、一番大切なのは「あなたやあなたの家族を守る保障と保険料」です。
また、保険料を全額支払った場合の支払保険料総額をシミュレーションすることも大切ですよね。
保険会社の格付けやランキングなどは、あくまで参考程度にすることを忘れないようにしましょう。

 

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格付け表現と内容の違い
管理人が保険会社ランキングに格付けを採用しなかった、ちょっと苦しめの言い訳を書きました。

格付けの表現が違います
格付け五社の格付けで最高となるのが
●S&P、格付投資情報センター、日本格付研究所、Fitchの四社が共通して
「AAA」
●ムーディーズ
「Aaa」
と、ムーディーズが英子文字を入れるので、格付けの表現が違います。

さらに最高位の次、数字で言えば第二位的な格付けは
●S&P、格付投資情報センター、日本格付研究所、Fitchの四社
「AA+」
この四社はアルファベット大文字と+-の符号で格付けを表現します。
●ムーディーズ
「Aa1」
となります。ムーディーズは数字も入れた表現になります。

またさらに、16位にあたる格付けまではS&P、格付投資情報センター、日本格付研究所、Fitchの四社は「BB+」と、同じ表現なんです。
ムーディーズは「B3」と、数字が入ります。

格付けで言いたいことが違います
このように格付けの指標が数値的順位に変換できるのなら、格付け同士で比較できるかもしれませんが、そういうわけにもいきません。

同じ最高格付けでも各社で言いたい内容が違うのです。
●S&P「保険財務力が極めて強い」
●格付投資情報センター「信用力は最も高く、多くの優れた要素がある。」
●日本格付研究所「債務履行の確実性が最も高い。」
●Fitch「保険金支払能力は極めて高い。いかなる経済および事業環境の悪化に直面しても、保険金支払能力が受ける影響は極めて小さいと考えられる」
●ムーディーズのAaaは
「支払能力がきわめて優れている保険会社に対する格付け。財務力は変化する可能性はあるが、予見できる変化によって基本的な財務力が損なわれるとはきわめて考えにくい」

このような感じで、各格付け会社独自の表現が同一とは言えません。

損益計算書に出てくる各項目(科目と言います)は、各保険会社もその他の会社も共通しているので、このサイトの生保会社ランキングの指標になり得るのです。

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