女性保険はどんな保障なの?仕組みと特徴【ふわっと保険】

女性保険はいろいろな保険会社から販売されていますが、具体的にはどんな保険なのかよくわからないですよね。実は女性保険は○○保険なのです。

女性保険は女性専用の医療保険です

生命保険は基本的に3種類(定期保険、終身保険、養老保険)の保険形式の組み合わせでして、基本的には「女性保険」といった生命保険の種別はありません。
死亡保険で、女性専用定期保険、女性専用終身保険、女性専用収入保障保険というものはありませんよね。

だったら女性保険って何?となると思いますが、通常の医療保険に女性用の特約を多めに(厚め)に付けたとか、女性特有の保障を拡大した、女性だけが加入できる医療保険商品になります。
その女性専用の特約は女性特有の部位の病気などに対する保障なので、いわゆる元々男性として生まれて体を工事した女性の方の加入は無理だと思います。


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女性特有の病気に厚く対応します

変な表現ですが、女性は男性に比べ身体の部位が多いので、女性特有の病気があります。
また、ホルモンの働きも男性と違いますから、体の部位にかかわらず「女性が掛かりやすい病気」あるいは「女性しかかからない病気」などがあります。

また、最近は複数の病院のHPで
●近年の女性の社会進出を背景に女性の生涯出産回数が減り、生涯月経回数とその期間が増えるため、女性特有のがんの罹患率が高まっている
●女性の社会進出は強度の心理的負担を強いる状況の増加を伴うので、女性の大腸がんによる死亡率が上がっている
などの報告があります。
従って、一般的な医療保険で男性と同じ保障内容のままでは、女性特有病気や社会情勢を背景に女性に増えた病気の場合に、保障ができないこともあり得ます。

そこで
●通常の医療保険に別途追加できる女性特有の医療特約を、最初から複数追加する。
●女性特有の特約や保障について給付額を多くする。
このような対応をして、女性特有の疾病への保障を厚くしています。大まかにこのような医療保険を保険会社の商品名的に「女性保険」「女性プラン」と名付けているのです。

言い方を変えれば
複数の女性専用特約を付加してセット販売する医療保険。とか、女性特有の保障の支給額や保障日数を厚くした医療保険。と言えるでしょう。
保障が厚かったり特約が多く付加されるので、保険料は高めとか、高くなります。

女性保険をスマホの購入に例えると
例えに凄い無理がありますが、女性保険を、スマートフォンを「買う」事に例えてみます。
通常の医療保険に加入する事に例えると、よくあるスマートフォンの買い方は、スマートフォン本体「だけ」を買いますよね。液晶フィルムは付属しているとしましょう。
例えば7万円のスマホをを実質24回ローンで買うので、毎月2,900円くらいを支払続ける事になります。

女性保険は、スマホ本体(と70,000円)と同時に、128GBマイクロSDカード(2,000円)カワイイスマホケース(2,000円)、超高級ガラスフィルム(3,000円)を買う感じですかねぇ。
この四点セットが「女性専用プラン」という名前を付けてセット販売されているイメージです。
合計金額77,000円を24回払いするので、毎月約3,208円を支払い続けます。

通常の医療保険との違い

まちがえやすいのが、通常の医療保険は女性特有の症状を保障しない、というものではありません。
では女性保険と、「通常の医療保険に女性保険にある特約と同じ特約を付けて保障内容を同じにした場合」と、どのような差があるでしょうか。
答えは「違いはありません」になると思います。

保険料的に言えば、実は生命保険は、良くある物品の販売とは違って、セット販売したからといって保険料割引きりみたいなものは「ほぼありません」。
高額の保険料の場合は微妙な割引をすることは認められているものの、オプションを複数付けたくらいでは保険料に違いはありません。
セット割りなどをやってしまうと保険特有の相互扶助の精神に反してしまうこと、保険数理に基づいて金融庁が監督しているので、複数の特約の付加による保険料の割引は殆ど出来ないのです。

また、保障内容的にも、例えば通常のS医療保険に女性用の特約A・特約B・特約C付けた場合と、その四点セットを「女性保険」とした場合保障内容も保険料も、全くかほぼ変わりません。

終身保障と定期保障

結局女性保険は「女性特有の特約を付けた医療保険」なので、医療保険として終身保障と定期(有期)保障があります。
終身保障は一生涯保障されますが、定期保障はある年齢までか10年保障20年保障など、一生涯保障はしません。
もし既に終身の医療保険に加入しているのであれば一時的に保障を厚くするために定期保障の女性保険に追加加入するのは良いと思います。
定期と終身で保障内容が極端に違うと言うことは有り得ないと思いますが、女性の医療保険が定期保障の保険だけしかないと言う状態は避けるべきです。
通常の終身医療保険に加入しているので、子供が自立するまでの間は定期の女性保険を追加しておくなど、使い方を考えて加入すべきです。

ボーナスや祝い金付きもあります

多くの女性保険は、生存給付金に近い「健康お祝い金」とか「嬉しいボーナス」といった形式で数年ごとに(例えば)10万円など、まとまったお金がが給付される商品に人気があります。
女性は結婚して家庭ができれば、なかなかボーナスが出ることも少ないのですが、健康であれば定期的に10万円が支給されることでいろいろ計画を立てる楽しみがありますね。
女性は祝い金・ボーナス付きの保険商品に弱い傾向にあるのですが、お勧めできません。
終身保険や養老保険、学資保険の満期金でない保険の、ボーナスや健康祝金は多くが大した運用結果になりません。
それなら保険料の一部を「保険のボーナスや祝い金」に使うなら、銀行に預金したほうがまだマシというものです。

ボーナスはトリック?

ボーナスや健康祝金が付いている女性保険が気になるのでしたら、毎月の保険料のうち何円がボーナスなどに費やされているのか、必ず確認してください。
例えば、保障内容が良いと思った女性保険の月額保険料が8,100円だったとします。
この女性保険に5年毎ボーナス100,000円がもらえるプランがあり、月額保険料が9,900円の場合、「毎月1万円以下で5年後に10万円!!」と喜んで、加入する人もいるでしょう。
ここでよく考えましょう。
ボーナス有り/無しの月額保険料差額は9,900-8,1000=1,800円です。
毎月1,800円x12ヶ月x5年=108,000円になるので、5年かけて108,000円払って10万円のボーナスをもらって「8,000円も損して喜ぶ」って、おかしくないですか?

「健康」祝金もちょっと怖い?

月額保険料が8,100円の女性保険で、毎月9,600円の保険料にすれば、5年毎に10万円の「健康祝金」ならどうでしょう?
健康祝金有り/無しの月額保険料差額は9,600-8,1000=1,500円です。
毎月1,500円x12ヶ月x5年=90,000円になるので、5年後に10万円もらったら1万円お得!です。
これならいいかも!と思う前に、女性保険の説明やパンフレットの「薄い」とか「小さい」文字をよく見ましょう。
「健康祝金お支払い以前の五年間に、医療保険給付金の支払が無い場合にお支払いします。」このような文言が必ず書いてあるはずです。
言い換えればこの健康祝金は、5年間「健康」を維持しなければ受取れないのです。

女性保険のまとめ

男女共通の医療保険に女性専用の特約を付加したり、その特約でもらえる給付金を増額している、女性専用のセット販売医療保険が女性保険と言えます。
ですが、付加されている女性専用の特約内容をよく見ると、欲しい保障が薄かったり逆にそんなに魅力を感じない特約が付いていてることもあります。
でしたら通常の医療保険に任意の特約を付加する方が、あなたにとって最良の女性保険になり得るのです。

ですが、パッケージ商品の女性保険の内容を把握するの画大変ですし、普通の医療保険に必要な特約を付けるのも難しいので、何をどのようにすれば良いか解らないですよね。
そこで、難解な保険をわかりやすく教えてくれる保険のプロに、女性保険や医療保険の特約選びなどをアドバイスして貰うと良いでしょう。
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