富国生命のランキングと保険の紹介【ふわっと保険】

富国生命

富国生命の創立は1923年(大正12年)「 富国徴兵保険相互会社」としての設立です。1945年(昭和20年)に富国生命保険相互会社に変更しています。
主力商品(未来のとびら)と、学資保険(みらいのつばさ)の商品解説、評判や生保ランキングなどをまとめました。

富国生命のランキング

ソルベンシー・マージン比率:1,189.7%
経常益:約7,183億円
保険料等収入:約5,256億円
経常利益:約533億円
当期利益:約368億円
純利益率:約5.13%
富国生命のディスクロージャー資料より引用

得点:160.1点
総合第14位/40社

いまひとつ調子が良くないです

前回が総合12位だったのですが、今期の実績からすれば2ランク落ちは仕方が無いでしょう。
2014年度は8,677億円あった経常収益が、2016年度には7,431億円、2018年度に7,183億円と下がり続け、当期純利益もかなり下がっています。
ちょっと厳しいですが、5期を通してみると富国生命の成績は下降し続けているような状態です。このまま下降しないことを願いましょう。

保険会社ランキング項目の解説 ランキングに使った項目の解説
ソルベンシー・マージン比率:通常予想できないリスクに対する保険金支払い余裕度合いの指標
経常収益:保険料等収入と、その他の売上全部。保険会社全体の売上
保険料等収入:保険会社の保険料だけの売上高
経常利益:当期純利益の前に表示される、事業の善し悪しを表すとも言える利益
利益率:経常利益を経常収益で割った数値

格付けや苦情率など

全ての保険会社で基準が統一されていない項目なども書いておきます。

格付け

格付投資情報センター:AA-
スタンダード&プアーズ:A
ムーディーズ:A2

苦情率

2018年度苦情件数:17,830件
年度末保有契約数:3,837,159件
保有契約1件当たりの苦情率:約0.46%

みらいのつばさ

富国生命の学資保険「みらいのつばさ」はかなり有名な学資保険です。富国生命というと学資保険を連想する人もいると思います。
最近は超低金利の影響で元本割れする学資保険もある中、100%を超える返戻率がある学資保険は希少かもしれません。

「S」ステップ型は七回受取り!

幼稚園~大学まで5種類(5回)の入学祝金、成人祝い金、満期保険金(22歳時)が受け取れます。合計で七回もお金が受け取れるのが、ステップ型です。

富国生命ウェブサイトのモデル契約例に、保険料月払い(15,186円)お子さんが0歳の時に契約、保険料払込期間が11歳の場合の、受取年齢と受取金額が載っていました。

祝い金と満期保険金例
1.幼稚園入園祝金(3歳):5万円
2.小学校入学祝金(6歳):5万円
3.中学校入学祝金(12歳):10万円
4.高学校入学祝金(15歳):10万円
5.大学入学祝金(18歳):70万円
6.成人祝金(20歳):10万円
7.満期保険金(22歳):100万円

七回の受取金額合計:210万円
払込保険料総額:2,004,552円
戻り率:約104.7%

お子さんが11歳になるまでの11年間で保険料を完納するので、中学校以後の教育費が大きくなる時期の負担が少なくなる利点があります。もし保険期間中に七回も受取る必要が無いと思うのであれば下記のジャンプ型が最適だと思います。

「J」 ジャンプ型は大きく二回受取り

大学入学祝金と満期保険金が同額ずつ受け取れます。

富国生命ウェブサイトのモデル契約例に、保険料月払い(14,354円)お子さんが0歳の時に契約、保険料払込期間が11歳の場合の、受取年齢と受取金額が載っていました。

祝い金と満期保険金例
1.大学入学祝金(18歳):100万円
2.満期保険金(22歳):100万円

二回の受取金額合計:200万円
払込保険料総額:1,894,728円
戻り率:約105.5%

ステップ型と同じく11歳までに保険料を全額払い込みますが、大学入学時と大学卒業時の二分割受取とも言えるような受取方法です。

万が一の場合、保険料払込不要!

ステップ型とジャンプ型共に「万一の時には保険料払い込み不要」が共通の特徴として謳われています。
契約者が死亡または高度障害状態、不慮の事故で所定の身体障害状態になったのとき、それ以後の保険料が不要になります。
ですが、その事由以後も保険料が払い込まれたものと同様の扱いになり、各祝い金も満期保険金も受け取りができるという、ありがたい仕組みです。

22歳満期なんです

どうしても満期保険金(22歳時)が引っかかってしまう方が多いのではないかと思います。
こをご覧になっている方には
「あくまで子供の学費の貯蓄と運用が目的なのに、社会人になる為の資金なんて子供の甘やかしだ」みたいな事を思うかもしれません。
保険料の払い込みはお子様が11歳になるまでですが、22歳の満期まで受け取れるお金を寝かしておくことになります。
ですが、そのおかげでかなり高い戻り率を実現しているのです。

兄弟割引があります

みらいのつばさには、二人目の子供から保険料が割り引きされる兄弟割引があります。一つの家庭で二人以上のお子さんがみらいのつばさに加入してくれると、保険料を安くしますよ。と言う意味になります。
上記のステップ型とジャンプ型のモデルプランは兄弟割引きが適用されていない保険料です。

ライバル学資保険はコレだっ

学資保険は外資系が撤退状態で、国内大手生保が学資保険を用意しています。
●朝日生命:えくぼ/ゆ・め 育英年金や保険料払込免除があります
●住友生命:スミセイのこどもすくすく保険 12歳・15歳・18歳で祝い金の受取
●第一生命:こども応援団・Mickey 三種の型と保険料払込の免除
●日本生命:ニッセイ 学資保険 比較的高い返戻率
●明治安田生命:つみたて学資 高校卒業から四回受取
●かんぽ生命:はじめのかんぽ 50万~700万円まで設定可能
●ソニー生命:学資保険 払込期間を短くすれば高返戻率

学資保険は慎重に選びましょう

学資保険は
●保険料払込期間
●支払保険料総額に対する受取り金の総額(戻り率)
●保険料払込免除の有無とその条件
●保険料の割引
●円貨建て・外貨建て
など、いろいろな比較項目があり
●無理なく支払続ける事ができる保険料
●あなたのお子様に最適な受取回数や受取り方法
これらも考える必要があります。

学資保険といっても、細かい比較が必要で、ネットを見ながら複数の学資保険を比較するのはかなり大変です。
ちょっと難しい学資保険の一括比較と、メリット・デメリットの説明は、保険の専門家に無料でアドバイスしてもらうのが確実ですよ。

保険料総額や受取り金総額をしっかりシミュレーションしてもらい、お子様に最適な学資保険を選んであげましょう。

未来のとびら

フコク生命の複合型保障「未来のとびら」です。他社で総合保障保険と呼ばれるような部類の、富国生命一押しとか主力の保険商品です。

選ぶ・組み立てる

富国生命も大手他社同様に「選べる」「組み立てる」保険を出してきましたねぇ。こういう選ぶ組み立てる保険は、確かディー・アイ・ワイ生命保険(現:ネオファースト生命)が平成11年頃に1年組み立て保険を発売して、その後十五年ほどしてから日本生命がみらいのカタチを出し、またしばらくしてから他の大手が横並びで出してきているみたいですね。

富国生命のマスコットにツッコミ

凄い余談ですが、富国生命のマスコットになっているハローキ○ィちゃん、仕事を選びませんね~。
以前、ガン○ムと仕事していましたし、国内・海外のミュージシャンと仕事したと思ったら、日本のプロレスと一緒に仕事していました。
古い言葉で八面六臂と言うんでしょうか。こういうの、いいですねぇ。

富国生命の複合型保障

富国生命も「主契約が無い」「特約群から必要な保障を選び組み立てる」という保険商品を出しました。
他の大手も主契約がなく特約群から必要な保障を選び出す保険を出していますので、今はこういったものが流行りなんでしょう。
富国生命の「未来のとびら」は、二十種類の特約群が用意されています。

二十種類の特約群

大分類で七種類、特約群全部で20種類の、組み立てられる特約群
●万一への備え
1.収入保障特約(逓減型)
2.収入保障特約
3.生存給付金付定期保険特約
4.定期保険特約
5.終身保険特約

●身体障がい・介護への備え
6.生活障害保障特約
7.介護収入保障特約
8.介護保障特約(有期型)
9.介護保障特約(終身型)

●就業不能への備え
10.就業不能保障特約

●病気・ケガへの備え
11.医療保険
12.生活習慣病特約
13.女性疾病特約
14.がん特約
15.先進医療特約
16.移植医療特約
17.特定損傷特約

●がんへの備え
18.メディコムプラス

●保険料払込免除特約
19.保険料払込免除特約

●その他の備え
20.災害割増特約
21.傷害特約
22.リビング・ニーズ特約

特約群の利点とは

自分に必要な保障だけを集められるので、自分や家族にとって理想的な保険になるということが第一の利点だと思います。
富国生命の未来のとびらページを見ると、一つの特約に二以上の保障、例えば一つの特約に死亡保障と介護保障の二つの保障が入っている場合、介護についての保険金が支払われる状態になると死亡保険の保障が消えてしまうという欠点を挙げています。

未来のとびらの特約群は、一特約に対して保障は一つ限り<なので「必要な保障を必要なときまで継続できる」「必要な保障を選びやすい」「支払内容が分かりやすい」という特長を挙げています。

更新型が多い大手の総合保険

大手の保険商品は複数の保険(特約)を一つにまとめて1契約にすることができる総合保険がありますが、保険組み合わせ例を見ると安さを重視するためか、更新型を選んだ組み合わせ例が多く思えます。
特に老後に必要な医療保険部分は何故か更新型が多く、10年毎に保険料が上がったり、更新しても70歳から80歳あたりまでの保障期間だったりと、保険料と保険期間に疑問を持たざるを得ません。

長期的に保障されたい保険が更新型というのは、被保険者(保険を掛けられている人)にとって有益なのでしょうか。
保険を選んで組み立てる、あるいは保険の組み合わせ例から選ぶ時も、どんな保障が何歳まで何円の保険料で続くのか、を考える必要があると思いませんか?

他社商品と比較するなら

大手他社も、多数の保障から自分に合った物を選んで組み立てる商品を出しています。
●日本生命は13種類
●朝日生命が14種類
●第一生命は17種類
●住友生命は19種類
●明治安田生命は23種類
●大樹生命は22種類
●太陽生命は24種類
から選択できます。

格安生保との比較について

他社大手生保の組み立てられる保険同士を比較するのも重要ですが、格安保険会社を組み合わせたプランも比較しておくと良いと思います。
格安生保は、終身医療保険が充実しているA社を選んで、収入保障保険の安さならB社など、保険種によって最適な保険会社を選ぶ必要があるので、保険の専門家などに教えてもらうといいでしょう。

一度契約したら何年もお金を払うのが保険です。大手と格安生保を納得できるまで比較しましょう。