第一生命のランキングと保険の紹介【ふわっと保険】

第一生命

第一生命は、普通に見かける大手生保という感じがしますよね。
もその創業は古く、1902年に日本初めての相互会社として創立しました。2010年4月1日に、株式会社へ移行し、上場しています。
大手生保としては大分遅れて参入した「選べる保険」ジャストや、学資保険の解説、ネット上の評判のまとめや他社と比較したランキングをまとめました。

第一生命の詳細ランキング

ソルベンシー・マージン比率:970.8%
経常益:約3兆7,395億円
保険料等収入:約2兆3,149億円
経常利益:約3,466億円
当期利益:約1,729億円
純利益率:約4.62%
第一生命のディスクロージャー資料より引用

得点:200.6点
総合第3位/40社

僅差の総合3位

経常収益も保険料等収入も前期とそんなに変わりませんが、前回の5位から上がりました。
第一生命のS・マージン比率が上がったこと、2位だったかんぽ生命が今期5位になったことが今期のベスト3入りの要因です。
実はアフラックと同点でしたが、今期は保険料等収入を重視する最低方法に変更したところ、若干の点差が付いて第一生命の上位が確定しています。

保険会社ランキング項目の解説 ランキングに使った項目の解説
ソルベンシー・マージン比率:通常予想できないリスクに対する保険金支払い余裕度合いの指標
経常収益:保険料等収入と、その他の売上全部。保険会社全体の売上
保険料等収入:保険会社の保険料だけの売上高
経常利益:当期純利益の前に表示される、事業の善し悪しを表すとも言える利益
利益率:経常利益を経常収益で割った数値

格付けや苦情率など

全ての保険会社で基準が統一されていない項目なども書いておきます。

格付け

格付投資情報センター:AA-
日本格付研究所:AA-
スタンダード&プアーズ:A+
フィッチ・レーティングス:A+

苦情率

苦情件数:34,886件
年度末保有契約数:約17,149,000件
保有契約1件当たりの苦情率:約0.20%

ジャスト

平成30年三月、第一生命もついに「選べる・組み立てられる」保険を発売しました。
「ジャスト」は、四分類・17の単体保険から複数を選び組み合わせて、一証券・一契約として加入することができます。また、一部の保険は単体で加入することもできます。

17種の保険は全部が主契約

他社の選べて組み立てられる保険は全ての保険が主契約ではなく特約といったものもありますが、病気・ケガや死亡に備える保険ジャストは全てが主契約です。
選べて組み立てられる保険は、全てが特約とか主契約であることを気にする必要はないでしょう。

●3大疾病・介護等への備え
1.定期状態定期保険(アシストワイド)
2.特定状態充実保障定期保険(アシストワイドプラス)
3.特定状態収入保障保険(インカムサポートワイド)
4.特定疾病定期保険
5.特定疾病充実保障
6.介護年金保険

●ジャスト・死亡への備え
7.定期保険
8.逓減定期保険
9.終身保険
10.養老保険
11.生存給付金付定期保険

●病気・ケガへの備え(入院・手術等)
12.総合医療保険
13.生活習慣病入院保険
14.女性特定疾病入院保険

●病気・ケガへの備え(特定の治療)
15.先進医療保険
16.女性特定治療保険(レディエールモア)
17.特定損傷保険

●特約
・健康診断割引特約
・リビング・ニーズ特約
・指定代理請求特約

以前はセット販売保険でした

日本の大手生命保険会社の主力商品と言えば、少額の保険金の終身保険に保険金が大きな定期保険と生涯保障しない医療保障をセット販売する、定期付き終身保険でした。

第一生命の以前の主力商品「ブライトWay」も、少額の終身保険を主契約としていろいろな特約を付けていたので、定期付き終身保険に相当するでしょう。
定期付き終身保険は、セット販売だけに必要な保障を選ぶ自由度が限られてしまう欠点がありました。

第一生命も選べる組み合わせる保険

確か平成24年、日本生命がそれまでの定期付き終身保険を止めて、11種のばら売り保険から自由に選び組み立てることができる「みらいのカタチ」を発売して以来、大手生命保険会社が続々と定期付き終身保険を廃止し、主力商品を「選べる・組み立てられる」保険に切り替えてきました。

第一生命はこの自由選択保険という形態に、他社大手に大分遅れて参入してきたと言えるでしょう。

パッケージ契約って?

先にやたらセット販売保険と書きましたが、第一生命のジャストは、17種の保険のうち複数を選んで一枚の保険証券にした状態をパッケージ契約と呼称するようです。
パッケージ契約の逆の、17の保険のうち一つだけを単独契約した場合はパッケージ契約とは呼称しません。
う~ん・・・ちょっと難しいですが、居酒屋風に言うと

・大手生保にあったセット販売
刺身三点盛りとか刺身五点盛り
あらかじめ店が決めた魚(刺身)の販売

・ジャストのパッケージ契約
17種の刺身から複数を自由選択盛り
客が選んだ複数の刺身を一枚の皿に盛る

・ジャストの単独契約とか単体加入
17種のうち単品注文できる魚一種を選択
客が選んだその一種の刺身だけを皿に盛る

こんな感じだと思いますが、わかりにくかったらすみません。

最大の特徴・健康診断割引特約

選べる・組み立てられる保険は大手他社が先んじているので、今となっては目新しさがありません。ですが「健康診断割引特約」は大手他社に無い大きな特徴だと思います。

健康診断割引特約は17の保険のうち7種類に対応です。
「健康診断基本割引」「健康診断優良割引」の二段階があり、契約時一回のみの適用となります。

健康診断基本割引

まず健康診断基本割引は、被保険者が18歳以上であることが年齢条件で、告知日から一年二か月以内の健康診断書・人間ドック結果通知書・母子手帳などを提出すると適用されます。
適用できる7種の保険は
・特定状態定期保険(アシストワイド)
・特定状態充実保障定期保険(アシストワイドプラス)
・特定状態収入保障保険(インカムサポートワイド)
・特定疾病定期保険
・特定疾病充実保障定期保険
・定期保険
・逓減定期保険
です。

健康状態が良ければさらに割引

また健康診断優良割引は、健康診断基本割引に該当することを前提に、数値などの条件が

1.BMI:18.0以上 27.0以下
2.血圧:最低 85mmHg未満かつ 最高 130mmHg未満
3.血液:(受診日時点で40歳以上の場合に必要) HbA1c 5.5%以下。HbA1cが無い場合は、血糖値100mg/dL未満

を満たした場合の適用になり、健康診断基本割引よりもさらに保険料が割り引かれます。

保険料の払い方が豊富

17種の保険のうち生涯保障ができるものは、保険料を一生涯払い続ける方法や、例えば60歳までに保険料の支払を終えるなどの保険料払込期間を選ぶ事ができますが、保険料払込期間の長短で保障内容が変わることはありません。
また、定期保障の保険または定期保障を選んだ場合は、10年満期・15年満期・20年満期、55歳満期や60歳満期などを選ぶ事ができます。

細かい注意点

単独加入できる保険は10種類で、上記17種類の内、2と5、13~17の七種類以外の保険が単独加入可能です。
せっかく自由選択ができる保険なのに、パッケージ契約(複数)組み合わせで加入(契約)する場合、同一パッケージ契約として組み合わせ不可能な保険があるようです。
解約返戻金がある保険は9、10、11の三種です。

ライバルはコレだっ

単純に、選べて組み立てられる保険ということで羅列するなら
日本生命:みらいのカタチ(12種類から選択)
住友生命:1UPシリーズ(19種類から選択)
朝日生命:保険王プラス(14種類)
太陽生命:保険組曲Best(22種類)
富国生命:未来のとびら(20種類)
大樹生命:大樹セレクト(22種類)
明治安田生命:ベストスタイル(22種類)
これらがライバルになるでしょう。

ですが、格安生保の死亡保険や医療保険などを組み合わせた場合の保障内容とと保険料総額をシミュレーションして比較することも大切です。
もし似たような保障内容になるなら、保険料「総額」が安くなるほうが有利になります。

複数社を比較して安く理想的な保険に

大手の保険はそのブランド性や歴史の長さ、大きなバックボーンなど、目に見えにくい部分に大きな優位性があります。

最近は、大手の主力商品によくある、更新毎の保険料の値上げや「特約保障が生涯続かない」などの欠点を嫌って、複数社の格安生保を保険無料相談で組んでもらう人も増えています。
もしあなたの保険が気になるようでしたら、生涯の支払保険料や必要な保障が何年続くのかなどを専門家にシミュレーションしてもらい、安く・厚く・値上がりしない保障に変えてみるのも良いでしょう。

現在多くの保険無料相談がありますが、ファイナンシャルプランナー(FP)が無料で来てくれて何度でも相談無料の保険コネクトはおすすめです。

第一生命のがん保険

第一生命のがん保険商品は用意が無いようで、提携しているアフラックの商品を紹介しているようです。
旧来の日本の生命保険会社も、最近は外資系と提携するようになったんですね。

こども応援団・Mickey

大学進学と大学在学中の教育資金を準備するための学資保険で、保険料払込の免除保障の範囲に応じて三種類から選ぶ事ができます。

学資金・満期保険金

お子さんの出産予定日140日前から加入でき、契約年齢は0歳から10歳まで。
保険料払込期間は全ての型で15歳までになります。
17歳または18歳から毎年一回の学資金が四年間(基準保険金額を四回受取り)、こども応援団・Mickeyの満期時に満期保険金(基準保険金額を一回受取り)の、通算5回の学資金を受け取ることができます。

三種の型と保険料払込の免除

こども応援団はA型のみ、MickeyはB型とC型の二つの型があります。この三種類の型の違いは保険料払込の免除保障の範囲の違いです。
こども応援団またはMickeyの契約者が、保険料払込期間中に下記に掲げる事由のいずれかに該当した場合、それ以後の保険料払い込みがは免除(不要)になります。

●こども応援団(A型)六項目
1.所定のガン 2.急性心筋梗塞 3.脳卒中 4.所定の介護状態 5.所定の身体障がい所帯 6.死亡

●Mickey(B型)一項目
死亡のみ

●Mickey(C型)
保険料払込の免除保障無し

返還率

他社では戻り率と表記することもある、保険料総額に対する受取額資金の総額比です。
この記事を書いている時点でこども応援団・Mickeyのウェブサイトに記載されている例を引用しましょう。

15歳まで払い込んで18歳から受け取る場合
基準保険金額:60万円学資金・満期保険金の受取総額:300万円
契約者:男性30歳/被保険者(お子さま):0歳

こども応援団A型 16,525円 100.8%
MickeyB型 16,323円 102.1%
MickeyC型 16,226円 102.7%

引用は以上です。

例えば上記のMickeyC型の場合、毎月16,226円を15年間(180回)払い込んで、五回の受取学資金総額が300万円(60万円x回)なので
3,000,000 / 16,226×180=
3,000,000 / 2,920,680=1.02715・・・
で、返還率が約102.7%となります。

バブル経済前あたりにに子供がいて今はおじいさんやおばあさんになっている方々は、学資保険は払い込んだ保険料の二倍くらいの戻りがあると思い込んでいるかもしれません。
こども応援団の返還率100.4%を知ったら、いやMickey C型の102.7%の返還率を知っても、驚いてしまうかもしれません。
ですが超低金利時代の今の日本の円貨の生命保険はだいたいこんな感じです。

ライバルはコレだ!

ソニー生命の(円貨)学資保険と(ドル建て)学資プラン。
日本生命のニッセイ学資保険。
富国生命のみらいのつばさ。
明治安田生命のつみたて学資

四社分書いておきながら何ですが、ソニー生命と日本生命だけ見ておけば十分かもしれません。
両社の円建て学資保険は、条件によってはかなり高い戻り率が期待できそうですよ。

ですが、学資保険の戻り率や保険料はいつ変更があるかわかりませんので、必ず保険の専門家などに確認をして、違う保険会社の複数の学資保険を細かく比較してください。

学資保険は失敗できません

お子さんの将来の教育費を準備する学資保険は、保険料が払えなくて中途解約することが無いようにしたいですよね。
あなたのお子さんにぴったりで元本割れしにくい学資保険に興味があるようでしたら、後に後悔しないよう、保険の無料相談で保険料総額や戻り率のシミュレーションをしてもらうと良いでしょう。

保険の無料相談はいろいろありますが、FPが丁寧にアドバイスしてくれる保険コネクトはおすすめです。
学資もその他の保険も、何度でも相談無料ですよ。

第一生命の個人年金保険 しあわせ物語

個人年金というと、老後資金を貯蓄するために銀行預金よりも利率が良くて強制力があるので選ばれているというイメージがありますが、しあわせ物語は、お子さんの学資保険の代わりに使うことも訴求しています。

普通?の個人年金

第一生命のウェブサイトの、しあわせ物語の商品説明を見るとごく普通の個人年金に見えます。
契約例を見ると
30歳男性・保険料支払期間30年
60歳から10年間の年金受取りの場合
32,000円 x 12ヶ月 x 30年=1,152万円を支払って、その後10年で年間1,205,900円を受取り続けるので総額1,205.9万円の受取となり、戻り率は約104.67%です。
40年で104.67%の戻り率になるのです。

終身保険と個人年金の戻り率を比較!

ちょっと辛口な比較になりますが、他社格安生保の終身保険は、死亡保険金を1,400万円に設定して月間3万数百円の保険料で30年間払い込みますと
支払保険料総額が約1,090万円
解約返戻金が約1,200万円強
戻り率が110%を超える
と試算されます。(この記事を書いている時点の数値です。)

40年で104%台の戻りと、30年で110%台の戻りを考えれば、格安生保の終身保険の方がオイシイですよね?
ただし、この終身保険は保険料払込期間に解約すると、解約返戻金がかなり少なく大損してしまうという欠点があります。
このようなことを書くと、大手個人年金は格下の終身保険に負けている的な書き方になりかねないので、是非続きをご覧ください。

個人年金は生前贈与にも使えます

しあわせ物語の平成27年3月時点のPDFパンフレットを見つけまして、生前贈与を活用する例が載っていました。引用します。

契約者・年金受取人・被保険者:孫
契約年齢:0歳
保険料払込期間:5歳まで
年金受取開始年齢:12 歳から
年一括払保険料:110 万円
年金受取期間:10 年間(10 年確定年金)

払込保険料累計額:550.0 万円
年金年額:60.26 万円
年金受取総額:602.6 万円
返還率:109.5%
引用は以上になりますが、年一括払保険料というのは保険料年払いです。

契約者・年金受取人・被保険者を同一人物にできるのは驚きました。その同一人物が0歳児というのも驚きです。
格安生保の終身保険は30年で110%を狙える可能性がありましたが、しあわせ物語を5年の年払いで完納して、7年間預けて、10年間毎年もらうと22年で110%弱の戻り率が望めるようです。
生命保険はいろいろな掛け方ができるのですね。

学資保険の代用にしてみる契約例

忘れていけないのが、しあわせ物語を学資保険の代用として使う契約例でしょう。これも平成27年3月の例です。以下に引用させて頂きます。

契約者・年金受取人:親
被保険者:子
契約年齢:0歳
保険料払込期間:12 歳まで
年金受取開始年齢:12 歳から
月払保険料:3万円
年金受取期間:10年確定年金

払込保険料累計額:432.0 万円
年金年額:45.63 万円
年金受取総額:456.3 万円
返還率:105.6%
引用は以上です。
12年で払込を完了させれば、10年分割受取でも高めの戻り津を望めるという例ですね。

現実的な契約例もあります

平成28年7月の、マイナス金利政策発動後のしあわせ物語の契約例の資料を見つけました。これも引用します。

契約年齢:50 歳
月払保険料:3万円
年金受取期間:10年確定年金
保険料払込満了時年齢:65歳
保険料払込期間:15年
年金受取開始年齢:75歳

払込保険料累計額:540万円
年金年額:62.54万円
年金受取総額:625.4万円
返還率:115.8%

50歳から65歳までの間に月払いで保険料を完納し、10年間保持し、75歳から10年間で分割受取すると、115%台という、円貨の個人年金としては比較的高い戻り率を望めるという例です。
50歳という老後を考える年代のプランとも言える、現実的な契約例です。保険料を年払いすれば、もっと大きな戻り率になるかもしれませんね。

高い戻り率を望める手段の検討を

しあわせ物語り限らず個人年金は、短期で保険料を完納し、年金開始まで数年(ある意味)放置してから年金を受取ると高い戻り率を実現できます。
また、保険料も月額払い・半年払い・年払いと、まとめて払う程戻り率が良くなります。

ただし、元本割れしにくい終身保険の方が、保険料支払基幹的にも戻り率的にも好条件の場合があることも意識しておきましょう。
個人年金を検討するのであれば終身保険と一緒に、支払条件など諸条件を細かく設定して複数のシミュレーションを比較しましょう。

この記事を書いているのは平成30年なので超低金利期間です。しあわせ物語の引用例のように高い戻り率を実現できるかどうかわかりませんので、ご検討される際には必ず詳細をご確認願います。